人は何を食べるべきか
この質問の答えは人によってさまざまだと思います。
身体によいものを食べるべき。野菜をたくさんとったほうがいい。美容によいもの。健康によいもの。美味しいもの。地産地消がいい。輸入して安く手に入るほうがいい。ブランド価値のある高級なものがいい。
ここで気づくことは、私たちはいつも食べる側からこのことを考えているということ。
「食べる」を考える時、その食材が自然から取り出される過程の側から考える機会はほんとうに少なくなったと感じます。
瀬戸内海に浮かぶ豊島は、豊かな島という字のとおり、かつては食材の宝庫でした。
島中で田畑が作られ、海に行けば豊富な魚介類。山に行けば山菜や茸類。
田畑が耕作放棄地になり、山が荒れ、海の幸が少なくなった今でも、食材は身近な自然から得るものという感覚が根付いています。
刻々と変わる自然環境のなか、ここ十数年で島の中で新たな生き物が急激に増えてきました。
田畑を荒らして「害獣」と呼ばれ、私たちの食べ物を奪い取る競争相手となってしまったこれらの生き物たちを、新たな山の恵として感謝していただけるようにしたい。
そんな思いからこの事業を立ち上げました。
ただ、獣害対策という言葉だけで終わらせたくない。
自然環境から食べ物を得る、その瞬間に立ち会って、その過程を経験することによってのみ得られる感覚があるのだと思います。
土から育った植物を、海から釣り上げた魚を、山で捕獲した動物を、食卓に並べられる形にするまでに何が起こっているかを経験すると、一粒のお米でも、魚や肉の一欠片でも無駄にできなくなる。
飽食の時代と言われる今、必要なのはその経験ではないでしょうか。
私たちの活動が、「食べる」を考える時に、その「食べ物」がどこから来たのかを考えるきっかけになればと思います。
そして食材が食べ物に変わるその場所に立ってみたいと思っていただければ幸いです。
法人名
一般社団法人 豊島狩猟
所在地
香川県小豆郡土庄町豊島家浦43番地11
法人番号
8470005006698
設立
2026年4月1日
事業内容
- イノシシ等の野生鳥獣の解体処理、加工及び、関係法令を遵守して行う飲食店、食品関連事業者並びに一般消費者への販売(通信販売及び卸売を含む)に関する事業
- 野生鳥獣の解体処理施設及び関連設備の設置・管理運営に関する事業
- 野生鳥獣の解体・加工に関する技術指導及び人材育成事業、並びに関係者間の情報共有体制・コミュニティ作り
- 地域社会に対する普及啓発活動
- 前各号に附帯又は関連する一切の事業
